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外壁塗装の流れや日数を詳しく解説!どんな作業で何日かかる?

外壁塗装の流れや日数を詳しく解説!どんな作業で何日かかる?

外壁塗装は専門的な技術なので、施行の流れや、施行にかかる日数については一般の方は把握していないものでしょう。不安を抱えたままにするよりも、詳細や流れが分かった状態で業者に依頼をしたいという方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、外壁塗装の全体的な流れや日数の目安が分かりますので、ぜひとも参考にしてみてください。

外壁塗装の流れや日数はどれぐらい?

外壁塗装にかかる日数は、工事の内容にもよりますが、全ての工程で14日が目安です。

【外壁塗装の手順】
1.着工前の挨拶や足場等の設置(一週間前から着工後の1日目)
2.高圧洗浄、乾燥、下地調整、養生(2日目から5日目)
3.外壁塗装、付帯部塗装、屋根塗装(6日目から11日目)
4.養生取り、確認作業(12日目)
5.足場の解体、掃除、引き渡し、着工後の挨拶(13日目から14日目)

着工前の挨拶や足場等の設置

着工前の挨拶や足場等の設置

着工前の挨拶は、忘れてはなりません。近隣の住民は、お客さまご自身が挨拶に来ることを望んでいます。そのため、施行店が近隣への挨拶をしてくれる場合でも、ご自身で挨拶に行きましょう。

仮設足場は、効率的かつ安全に作業をするために設置します。業者によって、自社で足場を作成する場合があれば、専門の足場屋さんに依頼する場合もあります。金属製の足場は音が響きやすいので、近所トラブルの元になるのです。一部の業者では、足場が無くてロープでぶら下がるタイプの工法を導入しているところもあります。

高圧洗浄から養生まで

足場を設置したら、適切な水圧で高圧洗浄を行います。塗料の臭いはしないものの、中に水が浸入することを防ぐため、窓をしっかりと閉め切ってください。

乾燥の手順では、自然に任せて乾かすだけで、業者は作業ができません。外壁の表面をきちんと乾かすには、48時間以上の自然乾燥が必要です。外壁の表面が乾ききっていないと、塗料を塗った際に壁に気泡のような模様が入ってしまいます。

下地調整では、新しく塗る塗料が密着するようにさまざまな作業を行います。たとえばひび割れを埋めることや、金属の膨張によって壁が剥がれた箇所の補修です。下地調整は、外壁塗装の工事の中で最も大切だと言っても過言ではありません。

養生とは、塗料をつける必要のない場所をテープやシートで覆う作業です。液体を扱う時は、どれだけ細心の注意を払っていても、不要な部分に飛び散ってしまいます。着色してはいけない部分を守るため、養生の工程が大切です。

外壁塗装から屋根塗装まで

外壁塗装から屋根塗装まで

外壁塗装のやり方は、業者が取り入れている工法によって異なります。一般的には、塗料による保護を高めるために、3回重ね塗りをするのです。これを、壁に近い側から順に下塗り、中塗り、上塗りと言います。

下地の傷み具合によっては4回に増やす場合もありますし、塗料の種類によっては2回が適切な場合もあるのです。適切な塗り回数を守らなければ、耐久性が低くなったり不具合の発生が早まったりします。

下塗り後の中塗りは、外壁塗装を美しく見せるために必要な工程です。また、使用する塗料が備える機能を発揮させるためにも、大切なポイントになります。塗り忘れを防ぐために、中塗りと上塗りで色味を少し変えて作業を行うのです。

養生取りと確認作業

手順2で貼り付けた、マスキングテープやビニールシートを取り除きます。養生取りの際に出たゴミは、業者の人が持ち帰りますのでご安心ください。質の悪い材料を使っていると、剝がした後がべたつくなど、養生取りの作業が大変になります。

確認の際は、業者だけではなく施主も一緒に行うことで、トラブルが発生しにくくなります。施工が完了した後のチェックポイントは、以下の通りです。

1.塗り残しの有無
2.汚れや傷の有無
3.予定通りの色かどうか

塗り残しが発生しやすい場所を覚えておけば、効率よく塗り残しのチェックができます。たとえば、室外機や雨どいの裏、窓枠、軒天などに塗り残しが多いでしょう。塗装の色が無色透明でクリアの場合は、プロであっても塗り残しを見つけるのが困難なので、注意が必要です。

業者が作業をしている時に、汚れや傷をつけてしまう可能性がゼロではありません。しかし、着工後に汚れや傷が見つかっても、業者に原因があるのかどうかの判断が難しくなります。最終チェックの際に隅々まで確認することで、見落としを防げるはずです。

外壁塗装でよくある失敗が、「思っていた色ではない」ということです。このようなミスを防ぐためにも、打ち合わせの段階から念入りに確認するのが大切になります。業者は施主の指示で色を塗っているため、「思っていた色ではない」というのは塗り直しの対象になりません。実際に指定の色で塗った家を見せてもらうなどして、色選びで間違えないようにしましょう。

足場の解体から着工後の挨拶まで

足場の解体から着工後の挨拶まで

全ての作業が終了すると、足場や飛散防止シートを解体します。新しく塗り直した家が見られるので、今一度細部をチェックしてください。家は、日中の見た目と夜間の見た目が異なります。光の当たり具合など、さまざまな条件の中で確認しましょう。

作業の際に使用した材料の片付けをしたら、いよいよ引き渡しとなります。そして、着工後は再び近隣へ挨拶に伺いましょう。誠意を持って挨拶に伺えば、近隣の住民とこれからも良い関係を築いていけるはずです。

まとめ

外壁塗装にはおおよそ14日かかることと、どの工程も塗装を美しく見せるために大切なことが分かりました。作業の内容が分からない時よりも、作業の工程が分かっている方が、安心して任せられるのではないでしょうか。

「株式会社さくら塗装」では、熊本市で外壁塗装を承っています。病院や店舗などの施工の経験もありますので、業者選びでお悩みの方はお気軽にお越しください。