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外壁塗装や屋根塗装で助成金をもらう方法や注意点とは?詳しく解説

外壁塗装や屋根塗装で助成金をもらう方法や注意点とは?詳しく解説

外壁塗装や屋根塗装ですが、ある程度の面積に対して行うことになるので実施する際にはまとまった費用が発生します。しかし、助成金という制度があることをご存知でしょうか。上手に活用することで、負担する費用を抑えることが可能となるのです。
そこで今回は、外壁塗装や屋根塗装で助成金をもらう方法や注意点についてご紹介いたします。

自治体によって異なる

第一に助成金をもらうことは可能です。ただし、それは自治体によって助成金制度が用意されている必要があります。助成金制度のある自治体は多いものの、必ずあるというわけではありませんので注意が必要です。まずはご自身のお住まいの地域の自治体はどうか確認してみるところから始めましょう。

助成金制度があった場合ですが、その内容などに関しても自治体ごとに若干の違いがあるでしょう。たとえば東京都品川区が用意している制度の場合には、助成金制度の名称は『住宅改善工事助成事業』となります。この助成金ですが、工事費用の10%(ただし、上限は20万円)となっております。その他にも、大阪府摂津市の助成金は『住宅リフォーム補助金』という名称です。助成金の内容は、工事費用の50%(ただし、上限は25万円)となっており、東京都品川区と比較すると補助範囲に関しては広いことになります。このように名称だけでなく補助の内容に関しても自治体ごとの違いがあるのです。

また、助成金と非常によく似た補助金というものがありますが、厳密には違いがあります。助成金の場合ですと、決められた塗料を使うよう、にあらかじめ定められた要件を満たすことによって受給が可能になります。一方の補助金ですが、受け取るための件数や金額など、あらかじめ決められている項目が多く、さらに審査を受ける必要があるという点が助成金と異なる部分です。

助成金をもらうための条件

助成金ですが、受給するためには少なからず設けられている条件をクリアする必要があります。また、助成金には何を目的としているのかという点も考慮しなければなりません。基本的には以下の5つのいずれかになります。

地域の工事業者振興

助成金をもらうための条件

これはその地域に存在している工事業者をもり立てるための条件です。外壁や屋根の塗装を依頼する業者が指定された地域の業者であることを条件に適用されることになります。近隣地域の業者であることのメリットとしては、こまめな対応をしてくれるという点が挙げられます。

エコ住宅推進

これは遮熱効果や断熱効果のある塗料を使用して施工を行う場合に適用されるものです。遮熱や断熱効果が高くなることによって、住宅で使用するエネルギーを抑えることに繋がりますので、地球環境に配慮した条件ということになります。

若者定住促進

地域にとって、若者の存在は大変貴重です。移住されてしまうばかりではその地域が廃れていってしまう原因にもなりかねません。そこで助成金の条件にすることで、若い方がその地域に経付くように促しているのです。実際には40〜50代以下というのが条件として多い傾向にあります。

多世代同居促進

若い人を呼び込むことにもつながりますが、親と子、あるいは孫世帯が同居したり、近居したりするためのリフォームにおける塗装工事であった場合に適用となる条件です。

空き家の活用促進

空き家の持ち主の方、あるいは空き家を改装などして住み始める際に発生する塗装作業の場合に該当する条件です。空き家は犯罪の温床になることもありますので、1軒でもなくすために講じた施策となります。

受取までの流れ

一般的な助成金受け取りの流れですが、以下のとおりです。ただし、自治体や助成金によって異なる部分もありますので、事前に自治体に確認するようにしましょう。

必須書類を用意した上で申し込み

受取までの流れ

まずは希望する助成金の申し込みを行うことになります。助成金ごとに必須書類が決められているので、全て用意した上で申請を行いましょう。申請書は各市区町村の窓口にて入手が可能です。

交付決定通知発行

申請後、しばらくは審査期間です。問題ないと判断された場合にのみ、交付決定通知が発行されます。この通知が発行されれば助成金の支払対象であることが確定となります。

塗装工事

申請した内容に沿って、実際に外壁や屋根部分の塗装工事となります。助成金の条件を満たした内容である必要がありますので、間違っても申請内容と相違がある工事にならないように気をつけましょう。

工事完了の検査

工事が完了後、しっかりと助成金の条件を満たしているかなどチェックを行うことになります。現地での目視確認を各市区町村の担当者が行うことが多いでしょう。

助成金確定・支払い

検査の結果問題ないと判断され次第、助成金の支払いが確定となります。そして最終的に決められた内容通りの金額が支払われることとなります。

助成金に関する注意点

外壁塗装・屋根塗装の助成金に関して、以下の点に注意するといいでしょう。

早いもの勝ち

助成金には上限というものが存在していますので、基本的には早いもの勝ちです。何件が上限であるかについては公表されていないため、助成金を活用したいとお考えの場合にはできるだけ早めに決断するようにしましょう。いざ申し込もうと思ったときにはすでに受付が終了している恐れがあります。

事前申請であることが多い

塗装工事を行う前に事前申請をしなければならないことがほとんどです。塗装が完了後に申請をしようと思っても手遅れですので、まずはあらかじめ助成金の申し込みタイミングを確認するようにすれば大丈夫です。

条件と住まいの相性

助成金の受給条件にたとえば『断熱効果のある塗料を使用する』というものがあったとします。もちろん住まいにとってはプラスとなる効果ですが、断熱ということは外的温度によって室内があたたまることがなくなることでもあるのです。コンクリート打ちっぱなしのように室内の温度が下がりやすい建物だった場合には、寒い室内になってしまうかもしれません。しっかりと考えた上で決断しましょう。

まとめ

助成金は自治体によってもらえる内容が異なりますので、まずはお住いの地域の自治体に確認をしてみるといいでしょう。ただし、もらうための条件などに関して素人の方ですとわからない部分も出てくるかもしれません。その際は施工業者にサポートしてもらうといいでしょう。

「株式会社さくら塗装」では、外壁塗装などの施工はもちろんのことお電話やLINEなどでのご相談も受け付けております。助成金のことに関しても、まずはお気軽にご相談ください。