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初めての方必見!屋根塗装で失敗しないための4つのポイント

初めての方必見!屋根塗装で失敗しないための4つのポイント

屋根は常に太陽の光や雨風にさらされているため、経年での劣化が激しい部分となります。劣化してしまうと家の耐久性にも影響するため、再塗装は欠かせません。しかし、再塗装の依頼をどのようにすべきかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、屋根塗装で失敗しないための4つのポイントについてご紹介いたします。

塗装のタイミングを考える

塗装のタイミングを考える

屋根の塗装ですが、再塗装の時期として目安となるのは『10年』です。10年が一般的な耐用年数となっていますので一つの基準と捉えておくといいでしょう。しかし、厳密には再塗装をする基準というのは決まっていません。耐用年数を過ぎていたとしても、実際問題見た目などが問題なければ、必ずしもそのタイミングで塗装をする必要はないからです。反対に耐用年数に達していなかったとしても、明らかに劣化している状況であれば再塗装をすべきです。

たとえば訪問セールスのような形で、飛び込みで屋根の再塗装をすべきというような案内をしてくる業者が一定数存在します。素人からすると半信半疑であったとしても、もしも本当だったらと思うと再塗装をしなければならないように考えてしまいがちです。しかし、そのまま鵜呑みにしてしまうのは危険です。適したタイミングでないときに再塗装を行うことで、無駄な費用がかかってしまいます。

その場合には、あくまでもいいきっかけをもらったという程度のとどめておいた上で、しっかりと業者などに相談をした上で屋根の状況などを踏まえて決めるようにするといいでしょう。

また、いざ再塗装を行うとなった場合に天候なども考慮しなければなりません。基本的には1年中施工が可能です。しかしゲリラ豪雨や台風、積雪などの可能性がある時期は避けたほうが無難です。

塗料について理解する

塗料にはさまざまな種類があり、屋根塗装用のもののなかでも耐久性や性能、金額が異なっています。どの点を重視するのかという部分も決めなければなりませんので、どういった塗料があるのかを理解しておくべきです。

アクリル塗料

重ね塗りが可能であることと、価格が安いのでこまめに塗装するのに向いているのがアクリル塗料です。他の塗料と比べると耐久性が若干劣るため、一度の塗装で長期間維持させるのには向いていません。塗装のコストを抑えたい場合、あるいは定期的に再塗装をするのであれば最適です。

ウレタン塗料

性能や金額面のバランスが取れているオールマイティ型の塗料がウレタン塗料となります。ただし、紫外線に対する強さや耐久性が他の塗料より若干劣ってしまいます。一般的な標準の塗料で十分という場合にはこの塗料がおすすめです。

シリコン塗料

耐久性が非常に優れており、その割に金額も抑えられている塗料です。塗装を長持ちさせたい場合にはとくにおすすめです。耐水性や耐汚性も抜群で、特筆すべき性能はないもののとにかく耐久性に秀でています。

フッ素塗料

塗料の中では最も高い耐用年数であるのがフッ素塗料です。ただし、その分価格が高い傾向にあります。航空宇宙産業の危機にも使用されているほどの性能と、美観を保つ効果もあるため、見た目や耐久性にこだわりたいという場合におすすめです。

施工手順を把握する

施工手順を把握する

施工をする前にはあらかじめスケジュールが提示されます。準備から施工完了までのさまざまな工程を踏まえたスケジュールです。ついつい流し見して終わりにしてしまいがちな部分ですが、それは失敗に繋がります。スケジュールには必要な作業だけが組み込まれているはずです。しかし素人にはわからないと思い、工程を抜かしてしまうことも考えられます。一般的には約12日というのが屋根塗装の工期となりますので、極端に長かったり短かかったりする場合にはとくにチェックするべきです。

おおよそどの業者の方も、以下のような手順で塗装を行います。

足場の設置

まずは屋根に登って塗装をするために欠かすことのできない足場の設置から始まります。地上から屋根部分までの経路を設置するのです。ただ設置するだけでなく、近隣住民の方への工事実施に関する挨拶なども行います。

事前処理

足場ができ次第、屋根表面に付着した汚れなどを高圧洗浄によって洗い流していきます。屋根に補修すべき破損やヒビなどがあった際には、塗装をする前に行わなければなりません。その他にも重要な縁取りという作業も含めて下地処理という形で行います。

塗装

下地処理も済んだら、いよいよ塗装作業開始です。下塗り、中塗り、上塗り、の3回の塗装が一般的に行われることになるのです。

点検・撤去

塗装が終わったら、仕上がりに問題がないかの点検を依頼主の方と行い、問題がなければ足場などを撤去して作業完了です。

手抜きされやすいポイントをチェックする

なかには手抜きを行う業者も存在します。万が一依頼した業者がそのような相手であった場合には、依頼失敗になってしまいます。そのため、手抜きをさせないような立ち回りが求められるのです。よくある手抜きはある程度決まっていますので、以下の部分を重点的にチェックしましょう。

高圧洗浄しない

高圧洗浄は、屋根部分をキレイにして塗料がしっかりと定着するようにするための作業です。この作業を怠ってしまうと仕上がりに大きな影響を与えます。しかし、屋根に登ってみなければやっているのかわかりにくいため、この手順を省いてしまうケースが少なくありません。

乾燥時間を待たずに塗装

基本的に3回の塗装を行いますが、毎回しっかりと乾燥させた上で次の塗装を行うというのが正しい手順です。そうすることで塗料が確実に定着していきます。しかし、感想にはそれなりに時間がかかるため、まだ乾燥しきっていない状態で次の塗装をし始めてしまうことがあるのです。あきらかに3回の塗装をしたにしては早すぎるという場合には、手抜きをされている可能性が非常に高いでしょう。

まとめ

誰かに言われるがままに再塗装するというのは危険です。しっかりと適切なタイミングであるのかを見極めた上で、環境に適した塗料を使って行うことが大切です。とはいえ、タイミングの見極めには自信がない部分もあるでしょう。プロである業者の方に相談するのがおすすめです。

「株式会社さくら塗装」ではカラーシミュレーションによるご提案など、わかりやすく丁寧に対応いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。